地域によって異なるので一概には言えないが、当地では地元テレビ局四社が運営にあたっている。テレビ局にとっては、地主との賃貸契約によって確保した土地に、大手ハウスメーカーを中心に数社、または数十社と契約を結び、展示場を開設するのは相当旨味のある商売らしい。各地で大手ハウスメーカーの攻勢に遭い、地元業者は苦戦しているのが現実で、これにつけ込み、業者の飛びつきそうな触れ込みで、フランチャイズ式の加入者を集めるための講演会が盛んに行なわれている。大部分は工法の違いを表現したものや、ローコストをセールスポイントにしたものである。いずれもロイヤリティーや部材の納入によって、加入者が確保できれば面白い商売に違いない。一年ほど前に、知人に誘われ、義理で「医療保険制度改正に伴う、医療機関の増改築獲得法」という講演会に参加したことがあった。休憩を挟んで三時間の中で半分はローコスト住宅の参加勧誘であった。加盟料五○○万円は大金である。大手建材メーカーでも認定店制度を行なっているところもあるが、この場合、数十万円程度の講習料や看板料が義務づけられている。このメーカーの建材を使用している業者を対象にしているが、認定店になっている業者の中で本当に工法を理解し、ユーザーのための信頼できる施工を行なっているかどうかは疑問が残る。売上至上主義を掲げる企業にとっての方策としてとらえるのか、または、それを利用して独自性を組み立てるのかは業者の取り組み次第である。業者は上手に使い分けましょう。その他の不動産関連情報は←こちらからどうぞ。

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